[オスロ 日 ロイター] - 米石油サービス会社ベーカー・ヒューズは、同社の沖合石油掘削部門と、ノルウェー企業アカストールの掘削技術部門を統合させる計画だ。

両社が2日、明らかにした。新会社の上場を長期的な視野に入れている。

ベーカーとアカストールは、折半出資して新会社を設立。本社は、米テキサス州ヒューストと、ノルウェー南部のクリスチャンサンの2カ所に置く。

アカストールは、ロイターに対し、トップを誇る同社の石油掘削技術ソリューションと、ベーカー・ヒューズが生産する海底圧力コントロール装置「海底掘削システム(SDS)」を合わせれば、コスト削減につながるなどと説明した。 規制当局の認可が得られれば、2021年下半期に統合を完了させる見通し

アカストールのパースク最高財務責任者(CEO)は、新会社の新規株式公開(IPO)は、契約締結後の1年かそれ以上先になる見通しだと述べた。