2021/3/4

【独占取材】ヤフー・LINE統合。両CEOが、今考えていること

ヤフーとLINEの経営統合で誕生した新生・Zホールディングス──。
3月1日に正式に統合したZホールディングスを引っ張るのが、川邊健太郎氏と出澤剛氏だ。二人は「Co-CEO(共同最高経営責任者)」の肩書で、双頭体制で新会社を引っ張る。
新生・Zホールディングスは、3年後に売り上げを2兆円にする目標を掲げ、「爆速」で拡大を続けないといけない。
両CEOは今、何を考えているのか。NewsPicksの独占インタビューに応えた。
INDEX
  • 売り上げ2兆円「作戦ある」
  • BASEやShopifyを追いかける
  • 親会社のAHDに「注目しないで」
  • 意思決定は「早くなる可能性も」
  • QRコード決済統一は10日で決めた
  • 「楽天ぽくしたいわけじゃない」
  • 検索が先端技術開発につながる
  • ネットの歴史を作る

売り上げ2兆円「作戦ある」

Zホールディングスは、3月1日の戦略発表会で「2023年度に売り上げ2兆円・営業利益は2250億円」という業績目標を掲げた。

これを実現するためには、これから3年間、毎年2000億円以上も売り上げを積み上げていかなくてはいけない計算だ。