米、5月末までに全成人分のワクチン確保
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米国ではワクチン接種が進んでいますが、それでもCDCのデータによると必要な2回の接種を受けた人は人口の7.9%で、1日当たり新規感染者数はと死亡者数は7日移動平均でそれぞれまだ66,000人と2,000人を上回っています。
そうした中、私の住むテキサス州のアボット州知事は本日、マスク着用義務の撤廃を決定しました。オフィスやレストランなどの人数制限も撤廃し、「テキサスを100%再開する時が来た」と述べました。
これに対してはもちろん相当な反発が上がっていますが、一方で保守色の強い同州ではマスク着用義務への根強い反対論があるのも事実。
3月は春休みのシーズンで人の移動が増える時期でもあるので、今後の動向が心配されます。メルクがJ&J製コロナワクチン製造を支援することが実現可能性を高めるのでしょう。自分が住む地域ではしばらく医療従事者と65才以上の方々に限定されてきましたが、フェーズが移って自分も昨日ファイザー製のワクチンを打ってきました。ワクチン忌避の問題もあるのでどれだけ多くの人に接種してもらえるかにも注目が集まります。
米メルク、J&J製コロナワクチン製造を支援へ 国内2工場で
https://newspicks.com/news/5657000
Biden says U.S. will have enough vaccine doses for every adult by end of May, moving up target date-The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/politics/2021/03/02/joe-biden-live-updates/アメリカは、変異種の拡大とワクチン接種との生死を賭けたスピード競争中。まだまだ展開ロジが追いつかず、私にもまだしばらく回ってこなさそうですが、ガンバレという他ない。
感染者の数が二けた小さい日本では、頑張ってテレビなどでキャンペーンを張っているようですが、まだまだ一般国民の間でそれほどの切迫感がないように思います。下手をすれば夏以降、状況が逆転しかねないのを心配しています。
<追記>
私の理解では、ワクチン接種は無料。今のところ、量が足りないので年齢や職業で優先度が違いますが、最終的には全員対象にしないと意味がありません。アフリカ系・ヒスパニック系が実は一番感染の危険が高いのに、拒否する人が多い(政府を信用していない)のが現在の課題で、教会やコミュニティ・リーダーなどを動かしてキャンペーンをやっているようです。