コロナ禍予算、年度内成立へ 総額106兆円、衆院通過
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Fukushimaさんの仰る通りで、マスコミは予算の話はしますが実際の歳入や歳出が予算と比較してどうだったか、みたいな報道は一切しないんですよね。令和2年度の決算はまだ出ていませんが、例えば令和元年では前年からの繰越と補正予算合わせた歳出予算総額は109兆円だったんですが、結果的には101兆円の歳出にとどまりました。8兆円、GDP対比で1.5%も使い残してるんですよ。
あといつも書いてますが、日本の歳出予算には国債償還費という他の先進国にはない費用が15兆円ほど含まれています。これは日本独自の国債60年償還ルールに伴うものですが、他国ではこんなバカなことはやってません。なので実質的な歳出予算は約90兆円であります。あえて税収と比較するのなら、こちらの数字の方が正しいです。
注目のコメント
106兆円という数字が大きいと驚くのは間違いです。
今回の当初予算はR2第3次補正と一体的に編成されています。
本来は当初予算に載せるべき事業を補正予算に回すことで昨年並みの106兆円に抑えているだけで、見せ方の工夫に過ぎません。
国土強靭化、カーボンニュートラル基金、マイナポイント関係など、コロナ禍において緊急性が高いとは言い難い事業が既に第3次補正で措置されていることを踏まえて読むべきニュースです。「野党はコロナ対策経費が不十分と批判」とのことですが、税収見込みが57兆5千億円のなかで「9年連続で過去最大を更新」して「総額は106兆6097億円で過去最大」。政府が緊急事態宣言の解除と大盤振る舞いを続けた補助金等の収束に向かう局面では、支援の拡大と宣言持続を訴える方が得策です。額面通りには受け取り難いけど・・・ (・・;
昨年度の当初予算案は102.6兆円で、予備費が5000億円でした。
今年度は当初予算106.6兆円に予備費が5兆円計上されてますから、あくまで予備費を除いた当初予算ベースで見た場合ですが、やや減額予算となります。