ゼブラ企業とは何か、市場を「壊さない」「正義と責任」の注目株
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注目のコメント
こちらと https://newspicks.com/news/3610168?ref=user_143212 更に先のリンクを張った一つ前の記事でかつてコメントしましたが、結論このようにいかにもリベラル系が好きな排他的二元論で語られるべきものではありません。ゼブラ(白黒)なのに(苦笑
まさに今日NPの特集でも利潤追求と社会インパクトとの両立が特集されています。https://newspicks.com/news/5651444?ref=pickstream_1004361. Doing well by doing good(社会的正義を為すことを通じて幸せな人生にする)を仕事のプリンシプルにする人はどんどん増えています。
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2. アジェンダセッティング力の重要性
「ユニコーンは目指していない」というのを逆手に取って、ポジティブなブランディングとして再定義してしまうことで、自身にアジェンダセッティング力を取り戻すことができます。この場合、
(従前)「スケールは相当限界がありそうだし、ユニコーンは無理だね」
(ブランディング後)「ゼブラのスターの一つだ」
人は、目の前にあるフレームワークに思考を縛られがちです。だから、どう定義して伝えるかが重要になります。
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3. これからの世界のスケーリング
ゼブラとは関係なく、この論点もあります。
世の中はフラグメント化が進んでおり、また、気候変動対策やローカル規制強化により、地産地消型経済化も進んでいかざるを得ない方向にあります(このあたりはまた別途)。そうすると、そもそも全世界制覇よりもローカル乱立の構造に傾く可能性があります。
さらに、ユニコーンの象徴ともなった巨大プラットフォーマーは、もはや自由な民間企業ではなくなっており、「パブリックサービス提供者」として義務を負い規制されていく流れにあります(かつてのアメリカの電力会社や通信会社も同じ道を辿りました)。ロマンチッカー気質な私はディスラプターより、社会正義といったある種のロマンを求めるゼブラ企業の方が好感・共感が持てます。
根底にあるのは、SDGs/ESGと似通った思想があるのではないでしょうか。資本主義の弊害が指摘されることが多い昨今、「成長維持」か「脱成長」かの二元論で語られることが多いわけですが、それをも乗り越えていくしなやかさが求められているのだと理解しています。
NewsPicksのロゴもゼブラ。ゼブラ企業を目指しましょう(笑)