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投資先からの不満の声が上がらず、むしろ支援の良い話ばかりが聞こえて来るのがa16z。投資先は全て当たっているわけではなく、消えていくものもあります。リスクの取り方も大胆。後押しされた起業家の話や、ご本人たちもほぼ毎日Clubhouseで話してますが、いや、刺激を受けますね。
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a16zは起業家の発想で作られた新しいタイプのVCで、VC業界に大きな影響を与えたことは記事の通りです。アンドリアーセン氏やホロビッツ氏の知名度は大きいですが個人的にはオペレーション、ファイナンスに知見を持ち、NVCAでも要職を努めたクーパー氏が重要な役割を果たして、ユニークな「サービス」が提供されています。
外部に情報を積極的に発信するという意味でも同ファンドのやり方は非常にユニークです。

同ファンドは設立の時にセコイアのようなトップファンドの批判を行い、マイクモリッツが「彼らのようなファンドに投資すべきでない」というメールを主要なLPに送ったところ、あるLPが「セコイアが恐れるようなファンドに投資したくありませんか」という擁護のメールを出したりした等の面白いエピソードに溢れています。

触れられている通り、巨大化しすぎたことによるパフォーマンスへの影響等はいろいろ言われていますが、同ファンド、ファウンダーズファンド、コスラ、インデックス、ソーシャルキャピタルなどの起業家視点の新興ファンドの影響により、様々なファンドが起業家向けのサービスを再考し、業界のより良い進化が進んだと思います。
いうまでもありませんが今後も非常に注目のファンドであることは間違いありません。
かつて「マネーの虎」というテレビ番組がありました。アクの強い投資家たちが審査員になって、いろんな事業アイディアをもってくる挑戦者に、カネを出したり、ダメ出しをする。厳しいダメ出しをうけて、お金を出してもらえず「No Moneyでフィニッシュです!」というシーンが見どころでした。

ところが、シリコンバレーは2000年代に、このマネーの虎的な「カネをもっている出資者が偉い。パトロンが偉い」という力関係が、劇的にひっくり返ってしまった。お金がどんどん流れ込むのに、有望な起業家は一握りで、もはや投資家やVCはでかい面ができなくなった。

その流れを決定的にしたのが、2009年に登場した「a16z」です。

起業家をヒーローとして扱い、まるで俳優やタレントのように、巨大な組織でバックアップして、デビューさせてゆく。また彼らは独自のメディア運営に強烈に投資をしており、有名エディターを雇っては、ポッドキャストやブログで「最新トレンド」を自分で発信しています。まさにスタートアップの「大手芸能事務所」と言えるかも知れません。

リアルで起きている「マネーの虎」は、選ぶのがスタートアップの起業家で、選ばれるのがVCたちなのかもしれません。ぜひ、見てみたい(実現しないでしょうが笑)。
ここ10年で急速に投資家から起業家へのパワーシフトが進みつつあります。コロナの影響で地域的な成約が少なくなり、今まで以上に単なるお金での支援はコモディティ化していきます。老舗VCや我々のような新興VC含め、誰もが「いかにしてコモディティ化しないか? いかにしてユニークな価値を起業家に届けるか?」を意識しない日はありません。

a16zはこの流れを体現するファームの一つです。私も投資先のDrishti社でa16zのパートナーとやり取りがありますが、ネットスケープのセールスチームだったベテランメンバーの採用を支援したりと、スタートアップにとって重要な価値貢献を目にしてきました。

一方でファンドサイズが大きくなるに連れ、パフォーマンスが落ちているのではないか(https://news.crunchbase.com/news/inside-the-ups-and-downs-of-the-vc-j-curve/)とか、不況期をあまり経験していないファームなので、ターナラウンド的な支援がどこまでできるのかといった声もあります。また記事で触れられているRIAも、監査コストがかなり増加するというネガティブな点もあります。まだ明確な評価を下すことは難しいですが、シリコンバレーの一つの流れとしては非常に面白いファームの一つだと思います。
a16zの最大のインパクトは、誕生時にはその登場を最も恐れたという噂のセコイアが今はもうかつてのセコイアではなく、a16z的な経営体質に変化したこと、ではないかと思う。もちろんセコイアだけではなく他の名門VCもみな起業家支援スタッフを大量に抱え始めた。この波は日本にも、もちろん来ている。

ちなみに当社の投資先でa16zがリード投資している投資先からは記事にあるような支援は聞こえてこないので、投資先の中でも支援の濃淡はありそう
私の定義ではインターネットを作った男がこのマークアンドリーセンです。ブラウザを作ったからです。それにより初めて一般人がネットを使い出しました。私は新卒入社した年でしたが、それはもう大騒ぎでした。アンドリーセン20歳でネットスケープを設立、23歳でで上場、ドットコムバブルの申し子、若き天才プログラマ起業家として世界に名を轟かせた。
そのアンドリーセンがVCはじめるのか、という感じでネスケの彼の印象のほうが遥かに大きい。がそこは無論天才ゆえあっという間にサンドヒルロードの老舗を押し退け頂点に登った。そこからのまとめが本稿。
ただしそれすら押し退けたのがSVF、恐るべし孫さん。
A16zがシリコンバレーのディスラプターだという話を起業家や、投資家の方から伺い、どんな集団であるのか、今回その「何故」がわかった気がしました。

起業家ファーストのカルチャーを持ち、「おもてなし」する組織づくりを、180人を超える規模でやっているのはa16z以外にはいません。

個人的には、良いディールを取るのは、個よりも「チーム力」としているところは、個人間の競争が激しいシリコンバレーにおいて、非常に面白いなと思いました。

ベンホロウィッツ(2018年のa16zブログより):
「ファームは個別のネットワークを持つ個人の集まりであってはいけない。ネットワークは組織、全体で共有され、育むものだ」

「私たちのネットワークはシステマティックなネットワークであり、そのプラットフォームは誰もが使えるものだ」

例えば、投資会社のためにA社のBさんと関係を作りたい、と思えば、a16zの組織内で、誰がBさんを知っているのか、また誰が最後にBさんとコンタクトを取ってどんな会話をしていたのか。Eメールでのやり取りまで情報を辿ることができ、共有されるといいます。185人分の「ネットワーク」を皆が同じレベルで共有するとすれば情報量は膨大です。

そして、いろいろな意味で、一挙手一投足に注目が集まるa16zの理由を知れば、シリコンバレーのVC業界の歴史も見えてきます。
よくできたビジネスモデルですね。ある企業の研修で「(頭の柔らかい)若手がアイデアを出し、(経験豊富な)部長が実行する ー 通常はこの逆」というのがありますが、a16zがその戦略をCAAから学んだように、企業もa16zのやり方から学ぶことは大きいのではないでしょうか。
VC業界について取材をする前から、a16zはよく耳にする存在でした。ブログやポッドキャストなど積極的に発信していて、今年始めには新たにメディアを作ると宣言しています。a16zのような存在が起業家を囲い込んでより直接発信するようになったとき、メディアはどのような役割を果たすべきなのか、考えさせられます。
昔から起業家精神を優先し圧倒的に人気なアンドリーセンホロウィッツ。Airbnb, Pinterest, Twitter, Lyft最近ではClubhouseと皆が知る多くの企業に投資しています。

米国は日本よりVC同士の競争が激しいのが現実です。
a16zのエージェント軍団は有名で、例えば投資先がロビー活動のための政府系パイプを探してる時はこのパートナー、製造業に詳しくコネを持つパートナー、と分野事業別で広いネットワークと強い実行力を持っています。
ソフトウェアで管理され、起業家にも負担なくアクセスできます。(この背景があるので米国ではVC向けソフトウェアも盛ん)

起業家への厚い信頼を胸に情熱と効率を兼ね備えた彼らは、起業家の注目と尊敬を浴び続けているからこそ、激戦な米国で選択肢の多い優良スタートアップに、常にテーブルに入れてもらえるのでしょう。
お金がコモディティ化してる今、VCにも変革が求められてる。その最先端を行っているのがa16z。今一番希少な資源はイケてる起業家。なので、それを尊重するのは当然の戦略。殿様商売のVCからの金なんて欲しいと思う起業家はいないw


「長期的に見ると起業家CEOは、プロのCEOより良い業績を残す。起業家CEOを成功に導けるVCこそが、最高の金銭リターンを得ることができる」

「有名なVCからは、いつも見下されていると感じることもあります。a16zは違う。ミーティングには遅れない。レスは超早い。起業家への尊重を感じます」
この連載について
新しい産業をつくりだす黒子であるベンチャーキャピタル。米国で16兆円を超える、スタートアップ投資の仕組みと最先端を徹底取材する。