スマホで株式投資 少額から経験積む
日本経済新聞
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Robinhoodの「騒動」でスマホ証券がにわかに注目を集めているが、国内では各社が特に若い世代に寄り添ったビジネスモデルを組み立てているのが特徴で、「資産形成」層のニーズを取り込んで成長してきている。
「株式取扱手数料0円」や少額からの投資などがその最たるものだが、これは従来の証券会社のビジネスモデルやコスト構造からは生まれてこなかった新しい形。散々言われてきたが形にならなかったものが、新しい担い手とテクノロジーの進化を背景に一気に社会の仕組みに組み込まれてきた感がある。
この先には、預金一辺倒だった日本の個人金融資産の適正なポーションが株式や不動産などの分野に配分されて、個人が経済の成長からの「配当」を受け取れることができる世界が見えてくる。
投資は、リテラシーをあげるだけでなく、制度の壁を取り去ることによって拡大し、身近なものになるのだということがわかる動きだとあたらめて思う。