[サンパウロ 1日 ロイター] - ブラジルの配送アプリ企業ロッジは1日、11億5000万レアル(約2億0500万ドル)を新たに調達したと発表した。

今回の資金調達ラウンドはサンパウロを本拠とするカプシュール・キャピタルが主導。モナシーズ、ソフトバンクグループ、GGV、マイクロソフト、サンリー・ハウスといった既存株主も参加した。

ブラジルの電子商取引セクターは新型コロナウイルス禍以前から急成長が始まっていたが、コロナ感染拡大を背景にネットでの購入が拡大したことから、成長が一段と加速した。

ロッジも2013年の創業以来、急速に成長しており、2020年には配送数が360%増加した。

ロッジは創業以来これまでに合計9億レアルを調達している。2019年6月の前回の調達ラウンドでは1億5000万ドルを調達、企業価値は10億ドルに達した。