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記事中に、女性起業家が増えない要因として、BCGが挙げている3点は、

(1)VCなど投資家が女性起業家に対し事業に無知だという偏見を持っている
(2)男性起業家が自身を売り込みすぎている
(3)男性投資家が育児や美容など女性起業家が多い事業領域を理解していない

だそうです。
特に3は興味深く、よくわからないから支援しないというのは、女性VCを増やすことである程度カバー出来るだろうと思いつつ、一方で、事業に対するもう少し広い理解の仕方をスキル化していくことによって、誰でも適切に支援が可能になるということも大切ではないかと思います。
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私自身、女性起業家として5年間活動してきて、様々なピッチコンテストにも参加して来たが、確かに女性起業家は非常に少ない。

起業直前の時でさえも、自分が起業家として会社を経営出来るという自信が全くなく、経営やファイナンスの分野は、男性が得意な分野、男性しかいない分野、という認識だった。正解がない分野では、男性と腹の底で分かり合えないと形骸化したコミュニケーションばかり横行し、男性からの実質的な協力は得難いと感じていた。

そしてそれは残念ながら事実である。

本当は相手のために伝えた方が良い情報だが、もし万が一漏洩した場合、情報を伝えた側がリスクを取らなければいけない様な情報は、同じ感覚を持った人間にしか言わない。リスクが大きい割にベネフィットが小さいからだ。
私が過去にいた理系分野でも女性がほとんどいなかったが、物理法則と物理定数のみが支配する世界で、男女の性別関係なく、対等に議論できた。
それと比較すると、今の経営/ファイナンスの世界で感じる、周囲の男性から根底で信頼されていないという感覚は、理系分野にいた時とは比べ物にならないくらい強い。「こいつは何をしでかすかわからない」という私や女性に対する恐怖心だ。
また、重要な意思決定や相談をする際に、正式な会議で共有される情報のみで判断せず、信頼できる人間のみで閉鎖的に決めたい、という人間の防御本能が働いた時に、よほど信頼されていないと女性はそこに参加できない。本来うまく活用すべき会議体による意思決定プロセスが形骸化すると、最終的に組織や事業の俯瞰が困難となりリスクが誰にも把握しきれなくなる。

人間の本来もつ不信感や恐怖心の克服は、自身の努力以外ではどうにもならないので、議論を通じて意思決定する事に価値を置くVCと起業家を共に増やさないと、いくら今の日本社会で女性起業家のみを集めても、女性にとって不利な状況であり続けると感じる。
女性起業家としてあえてコメントするなら、
女性起業家自身が「女性だからできない」と思っていることも要因だと考えている。

男性社会だから。論理的じゃないから。妊娠・出産があるから。
女性起業家は、"言い訳を並べやすい"立場にある。
女性起業家を取り巻く環境以上に、
これも大きな課題だと思っている。
(男性は嫁ブロックがあるから、子供が生まれたから、と言い訳をしない)

かくゆう私も、子供を妊娠した時に、身籠った自分を責めた。
https://note.com/abalab/n/n7296c62e4325

女性である以上、どうしても"女性であることに"、戸惑い、悩む。
もっと女性起業家同士で、ライフイベント含めて気軽に話す場が欲しいなと、改めて思った。
米国の女性起業家に投資するVCが増えているそうだ。やはり女性は投資を受けにくいし、ビジネス領域が女性向けのものだと、男性にマーケットの説明をするだけで一苦労だそうだ。
こうした女性起業拡大を目指すvcはまずは「女性の道」を作る役割をする。そしてある程度成功した女性起業家が増えると、今度は「女性が女性に投資」するようになる。そこまで来ると、一気に増えるだろう。
男性の道だけでなく、女性の道も作って行くことが今は必要だろう。
Plug and Playでもシリコンバレーの本社含めて、女性の起業家だけではなく投資家を増やすための取り組みを進めています。
起業家もそうですが、大事なのは投資家サイドにもっと女性が増え、最終的には女性だけではない本来の意味でのダイバーシティが実現することが大事です。

数年前から始めていても、実際に増えていくまでは時間がかかるもの。途中で「やっぱり増えないね」と止まってしまわないように、これが必要だと思える熱量が下がらないように、活動を続けていく必要があります。
海外のESG投資やインパクト投資の文脈では、2014年くらいからGender Lens Investmentという分野で、「女性」に限らず、LGBTQを含む様々なジェンダー差別の対象にある投資先への投資を進めてきています。
その中にあって、ようやく2割を表明する、独立系VCが一社現れた、というのは、周回遅れであることは否めません。手放しで、喜ばしいと言える部分もあるかもしれませんが、もはや海外の議論はもっと先に進んでいるので、ジェンダー投資に対するリサーチの遅れは10年近く開いている印象を持ちました。

特定の産業への投資や、投資数や投資金額を数値設定をして増やす、ということだけでなく、なぜ「女性起業家」が投資対象として成立しにくいのか、という根本原因に対して訴求すべきだと考えます。そもそも、「投資で伸ばす」というものに対応しにくい事業である可能性は高く、そのような事業に無理に投資家が投資をつけても、意味がありません。投資よりも、事業連携や多面展開などのスケールアップの仕方の方が向いている事業も多々ありますし、スピードもVCの投資を入れて伸ばせばいいっていうものではないものが多々あります。

猫も杓子もスタートアップ には投資、ではなくて、戦略的な資金調達方法の一つとして、ジェンダー関係なく選択できる、という状態になるようにするにはどうあるべきかを考えることが必要だと思います。

女性参画に関する数値目標は、形骸化したり、達成することを目標としすぎて、不幸な投資が生まれないといいのですが・・・。
目標値を持って取り組まれるのは素晴らしいですね。具体的な数の目標を持つことが機会の均等につながると思うから。以下の特に3番目が女性起業家が資金を得にくい大きな要因だと感じます。
(以下記事より)
BCGは男女格差の原因として、(1)VCなど投資家が女性起業家に対し事業に無知だという偏見を持っている(2)男性起業家が自身を売り込みすぎている(3)男性投資家が育児や美容など女性起業家が多い事業領域を理解していない――を挙げた。
アメリカのデータですが、女性がリーダー層にいるベンチャー投資のリターンは経営陣が全員男性のベンチャーより高いという傾向を示しています。
過度な肩入れも、偏見もどちらも必要ないと思いますけどね。

そもそも今のスタートアップの中で、勝つべき傑物がどれだけいるかというとそこが根底の疑問になります。
女性だから起業するべきとか、そんなしょうもない考え方で多様性なんか実現できるわけがない。そもそも多様性ってすでにあるものを認めるだけの話ですし。

ビジネスの前で大事なのは、世界にどんな価値をどう提供するのか。それだけです。そこに女だろうが男だろうがなんてのはなんの意味もない。

周囲が認めないというなら、認められるまでやるしかない。

そう思えないなら、そもそも起業とかすべきではない。それだけの話だと思います。
これは素晴らしい!
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