2021/3/1

【3分解説】三越伊勢丹の新社長は「ニッチ戦略」に向かう

NewsPicks 記者
百貨店国内最大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)が、1年前倒しして社長を交代する。
現任の杉江俊彦社長(60歳)が3月末に退任し、子会社の岩田屋三越で社長を務める細谷敏幸氏(56歳)が、4月1日に新社長に就任する。
同社の業績は、新型コロナウイルスで大打撃を受けている。2020年度は、2008年の経営統合以来初となる営業赤字となる見込みだ。
細谷新社長は、この苦難の時代に百貨店ビジネスをどう経営していくのか。3分でアップデートする。
INDEX
  • Q. 新社長が選ばれた理由は?
  • Q. なぜ「今」社長交代なのか?
  • Q. 杉江社長の4年間とは?
  • Q. 次期社長が描く「百貨店」とは?

Q. 新社長が選ばれた理由は?

A. 子会社立て直しが評価