トヨタ、水素燃料電池を外販
日本経済新聞
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注目のコメント
素晴らしいことです。
実は、燃料電池システムは、乗用車単品で攻めるよりも、商用車はもちろん、大型建機、フォークリフト、船舶などに応用範囲が広がっています。
今までなら、FC船舶は遊びと思いましたが、海運業界でのCO2削減が至上命題になり、LNGや合成燃料も選択肢ですが、やはりグリーン水素に大きな可能性がでできています。日本郵船が本気で取り組んでいます。
それと、建機も意外な展開で、銅鉱山での膨大なエネルギー消費とCO2排出を自動車業界が気にし始めたので、鉱山現場でのエネルギーにグリーン水素を使う動きがドイツ主導でチリなどで始まっています。
そうだとすると燃料電池で「インテル入っている」モジュール化戦略が有効になります。
トヨタ単独ではコストダウンが厳しくとも、世界ツートップのコマツや日本郵船など一流本気企業と提携すれば、ロットが稼げます。ロットが稼げるということは、日本のサプライヤーを本気にさせ、彼らの引出の奥の手を引っ張り出させることができます。
そうなると本格的コストダウンができ、燃料電池に立ちはだかる大きな壁をすり抜ける、トンネル効果が期待できます(微笑)