[東京 26日 ロイター] - スシローグローバルホールディングスは26日、吉野家ホールディングスからテークアウトの寿司販売などを手掛ける京樽(東京都中央区)の発行済み株式の全てを取得すると発表した。譲渡は4月1日の予定。取得価額は守秘義務契約のため非公開としている。
2021年9月期決算への影響は精査中で、今後開示すべき事項が生じた場合は速やかに開示するという。
京樽の20年2月期の売上高は285億円。持ち帰り店舗に加えて、「海鮮三崎港」「すし三崎丸」などの店舗も展開している。
[東京 26日 ロイター] - スシローグローバルホールディングスは26日、吉野家ホールディングスからテークアウトの寿司販売などを手掛ける京樽(東京都中央区)の発行済み株式の全てを取得すると発表した。譲渡は4月1日の予定。取得価額は守秘義務契約のため非公開としている。
2021年9月期決算への影響は精査中で、今後開示すべき事項が生じた場合は速やかに開示するという。
京樽の20年2月期の売上高は285億円。持ち帰り店舗に加えて、「海鮮三崎港」「すし三崎丸」などの店舗も展開している。
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吉野家の1月の第三四半期決算短信だと、京樽は売上前年比△35.1%の約136億円・セグメント利益は前年比約22億減の△20億円、店舗数も41店舗減って294店舗と苦戦。しかしスシローの今後の強化軸とはマッチしてるなと思います。
京樽の業績は吉野家のセグメント業績で見るが、例えば9-11月期の売上はYoY-24%の51億円。コロナ前は毎四半期大体70億円前後の売上だった。テイクアウト業態だけではないが、テイクアウトが中心だと思われる中では弱いというのが所感。
テイクアウトのすしについては面白く、米国ではこの業態がコロナによって伸びているというWSJ英語記事があった(下記)。
https://newspicks.com/news/5598159
京樽さんは、テイクアウト寿司の先駆けといえる存在。
当時は、寿司といえば、個人事業主であるお寿司屋さんが中心で、チェーン店として展開している会社は未だわずかでした。
茶巾寿司が有名です。
会社更生法の適用、吉野家の傘下を経て、こんどはスシローの傘下に。
店舗の立地は駅前が中心で、スシローが展開していなかったエリアの商圏を得ることになります。
スシロー傘下になって以降、京樽の品質がどのようになるのかが、ある意味気になるところです。
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