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GPIF:優れた統合報告書などを発表、伊藤忠など11社は特に高評価

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年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は24日、国内株式運用機関が選定した「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」をそれぞれ発表した。

  • GPIFは運用機関に対し、それぞれ最大10社の選定を依頼
  • 延べ77社が「優れた統合報告書」に、延べ94社が「改善度の高い統合報告書」に選ばれた
  • うち4機関以上から高い評価を得たのは以下の企業
    • 「優れた統合報告書」が伊藤忠、日立、東京海上Hなど11社
    • 「改善度の高い統合報告書」が日ペイントHD、大東建託、味の素、みずほFGの4社
  • 伊藤忠商事の統合報告書について、「上場子会社のガバナンス体制構築状況の報告、マクロ環境要因に注目したPEST分析に基づく事業機会とリスクなど、非財務情報を資本に紐づけている点に新規性があり評価できる」などとコメントを紹介
  • 日ペイントHDの統合報告書については、「ウットラム社とのM&Aを契機として株主価値最大化モデル、マテリアリティの特定プロセスに関する記載が充実し、価値創造ストーリー性のある内容へと改善された」などとコメントを掲載した
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