【最先端】自分の「弱音」を吐き出せるサービス
コメント
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カウンセリングのような「今の人間関係とは切り離された対話の場所」を持つ必要性が高まっているのは確かだと思います。
きっとビジネスとして難しいのは、カウンセリング本来の目的が、相談者の満足度を上げることではないことなのだろうと思います。極端な話、アマゾンレビューのような仕組みでカウンセラー満足度が分かったとしても、低評価カウンセラーの中にこそ、自分と向き合うきっかけを与えるカウンセラーがいるかもしれない。それは極端な話だけれど、カウンセラーと相談者(そして運営組織)の間で、ビジネススキームとしての利害関係が一致している、という物語が共有されないと、アメリカ映画に出てくる、上手くいかないカウンセラーとの会話のように、必要以上にビジネスライクなカウンセリングになって機能しなくなるのだろうと思います。「コトリー」という組織がビジネススキームを利用しながら、コトリー/カウンセラー/相談者の間で、「通常のビジネスとは角度の違う信頼関係」の物語を立ち上げるのか、非常に興味があります。
注目のコメント
cotreeを取材していただきました。ポストコロナでより重要になる「心」「自分」と向き合う場としてのカウンセリングは、コミュニケーションのオンライン化によってよりいっそう身近なものとして受け止められる素地ができつつあります。
身近な人に相談するのではない、自分のメンテナンスとしての「カウンセリング」という選択肢を、より多くの方に知っていただけると嬉しいです。メンタルヘルスにまつわる本質的な話をビジネスパーソンに届けたい。
時代と社会を鑑みて、どの切り口で掘り下げるのが一番か、後藤直義副編集長と数カ月にわたってディスカッションしてきました。
「弱音を吐くと『Loser』」、「我慢は美徳」、「うつ病になるのは心が弱いから」など、これらのような誤解は近年少しずつ日本でも解けつつありますが、まだまだ残っています。
オンラインカウンセリングサービスを提供するコトリー(cotree)の創業者、櫻本真理さんが、カウンセリング市場をグローバルな視点で解説し、「なぜ吐き出すことが必要なのか」を中心に、メンタルヘルスの本質についてご自身の経験をもとに語っています。
コロナ禍ではウイルス対策と同じくらい、うつ病予防が欠かせません。アメリカに長くいた経験からすると日本でまだ普及途上にあるのはこのカウンセリング(と歯科矯正)と思います。ご指摘のように、鍵はカウンセラーの質の担保、特に成長過程で重要だろうと思います。河合隼雄氏の著作などを読むと、副業でできることとはとても思えないのですが、どうでしょうか。