[香港 23日 ロイター] - 国際決済銀行(BIS)は23日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を活用したクロスボーダー決済構想に中国人民銀行(中央銀行)が参加することになったと発表した。

人民銀はデジタル人民元(e─CNY)に関して独自の計画を進めている。人民銀がこのほど参加する計画には、BISや香港金融管理局(HKMA、中銀に相当)、タイ中銀などが取り組んでいる。

HKMAは「複数の管轄区域や時間帯を越えた、証券取引所や銀行、企業による決済」への道が開かれるよう期待すると表明した。