[上海 23日 ロイター] - 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の胡厚崑輪番会長は23日、2020年の売上高および利益は想定通り若干増加したと述べた。

胡氏は、上海で開催された業界会合で「昨年はいくつか異例な困難に直面した」としたうえで「事業は当社の見通しに沿って比較的安定して推移し、売上高と利益は若干伸びた」と述べた。

トランプ前政権で米政府はファーウェイを国家の安全保障上の脅威とみなし、米企業と取引を禁止した。

任正非最高経営責任者(CEO)は今月、バイデン政権が、ファーウェイと取引する米企業に「開放的な政策を取る」ことを期待すると述べていた。

ファーウェイの広報は、3月に通期決算を発表する見通しだと述べた。