最高の採用を叶える「社員面談」のスキル──誰も教えてくれなかった「採用面談で意識するべき型」
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注目のコメント
売り手市場の状況で、ベンチャー企業に来てもらう為の採用ステップとして、共感出来る記事でした。投資も採用も一緒だと思いますが、上から目線にならない事は基本的に変わらないTipsだと思います。
私もカジュアル面談や1次選考〜最終選考に他事業部の面談含めて日々採用活動に最優先で取り組んでいます。
営業職の社員であれば、採用は営業のTipsをあてはめることイメージしやすいと思っています。相手がいることなのでトークや引き出しは多いほうがいいですが、以下の2点は当然ですが、必ず行うべきと考えています。
①相手のことをよく調べる、知る
②前提を揃える
特に異業種からの転職希望者の場合に有効になると思います。
①相手のことをよく調べる、知る
履歴書や職務経歴書はしっかり読み込む。「いただいた情報に関しては見ています」と伝えることは相手への興味を示すことで心理的安全性にも繋がり、面談でしか聞けない話に時間を割くこと(本音を聞くこと)ができます。逆に冒頭でいきなり「まずは自己紹介お願いします」というスタートは、その質問で求められている回答の粒度がわからず、提出済みの職務経歴書や履歴書以上の情報にはならず、固さもほぐれないのでNG。アイスブレイクとして、事前に見た経歴やその方の業界、趣味についての話題からスタートすることを意識しています。
②前提を揃える
今日の回はどうする場なのかの認識を揃える。
1次選考など初期フェーズであれば、自社の業界や事業の解像度が荒くて当然のため、「あなたがなぜ今転職しようとしているのか?」と「自社の事業や組織の過去、現状とこれからを知ってもらいたい」と伝え、お互いのストーリーを聞く、話す場とする。
フェーズが進めば、「なぜあなたの次のフィールドとして当社を選ぶのか」を相手から聞き、「今のあなたにとって当社がいかにベストであるのか」を話したいと伝える。
前提を揃えることは相手の状況を捉えることが重要。選考フェーズが浅い状況(当社への理解が浅い状況)で、なぜ当社なのか?を深堀りすると、情報が薄い中での回答になるので(異業種からだとそうなりやすい)、「回答が浅いな」という評価になってしまうこともある。その人本来の価値観や考えによる回答ではなかった場合、それはお互いの可能性を見逃すことに繋がると考えています。
そして文中の冒頭にあるように、どんなフェーズであっても採用面接は転職希望者と採用企業側のお互いの理解を深める場であり、対等な立場であると必ず伝えています。HRメンバー以外が採用候補者と面談するとなったとき、どういう姿勢で接すると良いのか。そのポイントと明日から活用できそうなTipsについて書かれています。
自分は「こういうことを意識している」などがございましたら、ぜひコメント欄でご共有いただけると嬉しいです!今後の参考にさせていただきます。