行列できない時代の「ヒット商品」の生み出し方
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行列というのは、「影響力の武器」に書かれている「希少性の原則」と「社会的証明の理論」を掛け合わせた戦略です。
ミスタードナッツの行列現象がその典型例です。
「売り切れあり」ということで「希少性」が維持されます。
入手できないかもしれないという。
行列を作れば並びたくなる心理は「社会的証明の理論」です。
みんながやっているのだからその行動が正解だと思うという感覚って、ありますよねー。
「行列」できないヒット商品は、以上のような一過性の社会心理を利用していないロングヒット商品なのでしょう。
すぐに手に入っても、周りのみんながやっていなくても、とても満足感を抱かせてくれる商品。
「言うは易く」なのですが、ロングセラー商品は決して一過性の社会心理学を利用してはいません。
(もちろん、偶然もありますけど)
注目のコメント
アカデミックにきちんと物事を書こうとすると言えることはどうしたって限られるけれど…これは単に昔は行列に宣伝効果があったが、今はコロナで密はダメだし新しい形を探さないとね!と書いてあるだけの文章だった。
なぜ宣伝するかの「why」
何を宣伝するかの「what」
誰が宣伝するかの「who」
どこで宣伝するかの「where」
いつ宣伝するかの「when」
どのように宣伝するかの「how」
行列マーケティングは「how」にあたると思いますが、今後ますます重要になるのは「who」と「where」、そして「why」。
インフルエンサーとプラットフォームが分かりやすい構図ですが、そこにいかにストーリーや共感をのせて発信できるか、「why」の部分がキーになると思います。
個の時代においては誰もがインフルエンサーになり得るので、発信量も大事ですね。企業にもこの視点が求められていると感じます。初動で二次関数的な売り上げの伸びをした商品は、事前に市場に商品の価値が認知されており、且つその価値ゆえの希少性が認められているものが伸びを出すのでは無いかと思う。
つまり、商品価値の認知×希少性 が商品のローンチ前に周知されていると、初動の売り上げは伸びやすいのでは無いかと思う。