「GoTo」上限に減額案 感染懸念に配慮、年末延長も―政府検討
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期間延長をすること、割引率を下げることでどれだけ今まで通り背中押しができるのかは検証ポイントですよね。
旅行の場合は、ひとつの消費財を購入するのと異なるので総予算が把握しづらいですが、総予算で判断します。宿泊費が無料でも、交通費が5万円かかるなら人は動かないということはたくさんあります。なので、パッケージでまとめた旅行代理店が大きく広がっていった背景もあります。
これ弊社でもあるのですが、1000円引きや20%OFFで体験を提供しても、交通費がかかるので人は動かなかったりします。
50%OFFだと沖縄に行くけど、25%OFFだと沖縄には行かないという流れです。行く目的地の距離や観光魅力度に依存すると思うのですが、その匙加減の検証になるといいなと思ったりしています。
GoTo利用実態の調査結果を分析し公開した上でPDCAまわし、意味のあるPDCAがまわせるといいのにと個人的には思っています。
注目のコメント
観光庁の概算要求資料によると、再開するにあたりGOTOには、2つテーマがあります。
一つは、需要の平準化。ゴールデンウィーク以外や、平日など、需要を分散化しようというものです。
もう一つは、ソフトランディング。GOTOが終わった後に、バタッと客足が途絶えないように、緩やかに補助金を無くしたいというものです。
一つ目については、閑散期は、直近は、ゴールデンウィークと春休みを除く期間で、ここにテコ入れしようと思ったら、3月中旬には開始するか、5月ゴールデンウィーク終わってから即開始するかのどちらかです。
3月中旬は、緊急事態宣言解除後すぎて、世論に配慮しても、おそらく開始しにくい。
5月ゴールデンウィーク後ですと、6月末までには、予算消化が間に合わないでしょう。
減額はともかく、期間延長は検討に入るかもしれません。その他の見直し可能性として「繁忙期対象外」があると見てます。具体的にはGW・お盆休み・年末年始を対象外にする案です。もう少し可能性を広げると土日も対象外になる可能性があります。全ては密を避けるため、という名のメディア・世論の配慮です。もともと繁忙期の集中は観光産業の課題であり、その打開策としてまずは企業の有休消化率の底上げがあったので、本対策としても平日利用に限定するのはあり得ると思います。