2021/2/25

【水素、再エネ】大転換で生まれる新ビジネスの現在地

脱炭素の影響は、事業の縮小・撤退だけに限らない。温室効果ガスの排出を抑制したり、需要が拡大すると期待される事業の研究や技術への投資もある。
脱炭素の文脈から生まれる新ビジネスについては、技術やコスト、制度設計、需要見通しなどさまざまな不確定要素が重なり、まだ収益化に向けた明確な姿は見えない。だが、将来の新ビジネスに向けてすでに競争は始まっている。
NewsPicks編集部では今回、事業化の可能性が高いとみられている水素と洋上風力発電に注目。
足掛け5年超をかけて水素の事業化に向き合ってきた住友商事と、再生可能エネルギーに強い欧州の電力会社に4000億円を投じる三菱商事に戦略を聞いた。

足掛け5年の水素