[ポーテージ(米ミシガン州) 19日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は19日、同社と独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、米国内向けの週当たりの供給が今後数週間で「2倍以上」になる見通しとした。

ブーラCEOによると、ファイザーは現時点で週間平均500万回分のワクチンを供給。生産拡大に向けたプロセス改善が寄与し、生産に要する期間がこれまでの110日から60日に短縮したという。

17日時点で、ファイザーは米国内向けに4000万回分のワクチンを供給。7月末までに計3億回分を供給する計画で政府と合意している。

バイデン大統領は19日、ファイザーのワクチン生産施設を訪問し、就任から100日間で1億回分のワクチンを接種する目標達成に自信を示した。