「原則2人までの産児制限」、中国東北3省で撤廃検討…少子化が激しく
読売新聞
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①中国全体として少子化への危機感が高まっている
・2020年の出生1,003万人(▲15%)は、死亡数と同じ
つまり純増ゼロの水準に10年前倒しで来ている
・コロナ期間の影響もあったとは言え、力強い経済復活
がある中でも、人々の長期的な将来不安は払拭されず
②東北地方はもともと発展から取り残され苦しんでいた
・若年人口は都市部に流出、旧来型の工業も没落
・既に退職年金が払えない地方政府も出てきているという
ということで、東北3省の生育制限撤廃検討。ただ、
・そもそも生みにくい(教育コストが高い)
・生んでも外に流出(根本的に基幹産業が弱い)
ということで、やはり課題は根深そうです
このあたりの地方の課題感はもはや日本も中国も同じかもですね
注目のコメント
近年、百万人以上の人口を流出している。
いかに人口の流出を防ぎ、産業を振興していくかはもっと大事な課題。
東北はいつの間にか本末転倒の政策を得意になったのか、産児制限の時には東北はもっとも厳しくしたが、
今は逆にもっとも速く制限を緩める。発展が遅れている中国東北3省は、近年人口流出が止まりません。マクロ政策の傾けで一時的な出産増が得られるでしょうが、不動産や教育費の高騰などで出産育児のモチベーションが高くなく、効果が相当限定されるかと考えます。