■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 105.59/61 1.2107/11 127.86/90

NY午後5時 105.66/69 1.2088/92 127.79/83

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点より小幅安の105円半ば。実質的な五・十日に当たるきょう、仲値にかけて輸入企業による買いが入ったドルは105.74円まで上昇したが、実需の買い一巡後に軟化。前日発表された米新規失業保険申請件数が増加したことを受け、センチメントが依然として弱いことが確認された。

<株式市場>

日経平均 30017.92円 (218.17円安)

安値─高値   29847.33円─30169.59円

東証出来高 12億2374万株

東証売買代金 2兆4668億円

東京株式市場で日経平均は3日続落。前日の米国株安や時間外取引での米株先物の軟調な動きを引き継ぎ、朝方から幅広い業種で売りが先行。米長期金利の上昇や、指数寄与度の高いファーストリテイリングがきょうは下落となったことも相場の重しとなり、利益確定売りが優勢となった。日経平均は一時前営業日比388円76銭安の2万9847円33銭で安値を付け、4営業日ぶりに3万円を下回ったが、大引けにかけて下げ幅を縮小。3万円を小幅に上回って取引を終了した。

東証1部の騰落数は、値上がり590銘柄に対し、値下がりが1521銘柄、変わらずが83銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.019%

ユーロ円金先(21年6月限) 100.055 (変わらず)

安値─高値 100.055─100.055

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.019%になった。前営業日(マイナス0.022%)を上回った。「地銀の強い資金調達意欲に3日積みの要素が加わった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

<円債市場> 

国債先物・21年3月限 151.19 (-0.11)

安値─高値 151.13─151.28

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.100% (+0.010)

安値─高値 0.105─0.095%

国債先物中心限月3月限は前営業日比11銭安の151円19銭と反落して取引を終えた。日経平均株価は大幅続落となったが、金利上昇懸念は根強く、軟調な展開となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp上昇の0.100%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.02─-0.08

3年物 0.03─-0.07

4年物 0.04─-0.05

5年物 0.06─-0.03

7年物 0.10─0.00

10年物 0.19─0.09