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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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国内大手自動車メーカー。創業は二輪車でアジア太平洋を中心に世界トップシェア。ヒューマノイドロボットASIMOやホンダジェットなどの航空機も手掛ける。2040年までに脱エンジンを目指す。
時価総額
10.0 兆円
業績
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個人的には、技術トップでありEVや電動化に詳しいというのはもちろんですが、元々本流のエンジンのトップであったことが注目と思います。電動化に舵を切り、聖域なきアライアンスを推進するとすると、「エンジン系からの反発が一番の問題」となるでしょう。そこを説得し、新しい方向性へ舵を切らせることができる新社長、という狙いであればホンダの本気度が伺えます。
私の昔からの印象では、ホンダは元々新しい技術や開発に積極的な会社というイメージです。以前、とあるメーカーエンジニアの方から「村上君は本田が向いている」と言われたことが思い出されました。
新社長のコメントピックアップ:
「電動化の難しさは十分理解しています。EVという商品を作ればいいという簡単なものではなく、商品はもちろん、調達や生産、売り方の戦略も同時に進むことで、初めてEVという商品と事業性が両立すると考えています。」
「ホンダが描く新しい価値を早期に実現するために、必要であれば、たとえば、外部の知見の活用やアライアンスの検討なども含めて、躊躇(ちゅうちょ)なく決断、実行していきたいと思います。」
現職の八郷社長が3月いっぱいで退任し、後任には本田技術研究所の社長、三部敏宏氏が後任となります。
個人的に一番注目したのは三部・次期社長が会見で2回に渡ってアライアンスに言及した点です。ホンダはこれまで業界の中でも「自前主義」の色合いが特に強いとされてきました。100年に1度とも言われる変革期にあって、三部さんが「ホンダらしさ」をどの領域で出していくのか、注目したいと思います。
この記事では、論点が多岐にわたった会見の模様を、コンパクトに纏めています。ぜひ御覧ください。
どうしても任期があると短期的な視野になってしまいます。
ホンダの新社長はどのようなカジ取りをするのでしょうね。
Honda-eはニッチすぎて、今は軽自動車かコンパクトカーのイメージしか湧かない。
元ホンダオーナーとしてはホンダ頑張ってほしい!
車会社の壁を、越えて来られる様に思います。