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気候変動関連の投資市場は完全にSPACで狂ってますね。
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中身を1つ1つ精査しているわけではない前提でのコメントにはなりますが、1月のIPOの6割、年初から米M&A市場全体の3割、という規模感はそれぞれ異常な水順に思います。その規模のマネーを動かしている対象企業の売上高が極めて小さい(売上ゼロの企業も含まれる)のは、売上だけで企業価値を図るべきではないにせよ、明らかにアラートを出さなければいけない水準感のように思います。

今は金余りで市場が高騰しており、その金の出どころに政府の緩和施策が多く含まれています。政府のコロナ対応での緩和施策により、株式市場が高騰し、それにより利益を出した投資家のマネーがさらにあまり、こういったハイリスクの資産に流れているという循環が生まれています。

歴史は何度も繰り返されていますが、一度逆回転が始まると、一気にSPAC上場の株価が下落する局面も容易に想像できます。そうなると、魅力的なバリュエーションでのSPAC上場は難しくなりますから、一度そのサイクルを経験してしまうと、今ほどのバリュエーションをつけるのは難しくなるのではないでしょうか。
カネあまりの今日日、株式を上場しようがしていまいが資金調達には困らないはず。ゆえになぜSPACが必要なのか私には理解できない(先行きに自信を持てない創業者たちの出口戦略以上の意味はどこまであるのか)。。。
巨大なバブルが生成して崩壊するときは常に一つのパターンがあります。それは、新しい成長産業、そこに資金を流し込む仕組み、そして手軽に儲けたい投資家の三位一体の存在です。今回は、ITなど第4次産業革命、この記事にあるSPACや発行額過去最高のジャンク債券、そしてロビンフッダーのような投資家です。これらを犯罪的な金融取引業者が束ねマスコミも煽ります。まだバブル崩壊間近とは思いませんが、警戒感を持って常にチェックすべき状況になりつつあると思います。
サブプライムローンのような複雑さはありませんが、かたちを変えてバブルが醸成されるのは、いつの時代も変わらない。