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静岡市の足久保ティーワークス茶農業協同組合が、800年続く地域の茶産業を守ろうと、個人や企業に年会費を支払って茶畑のオーナーになってもらう「茶畑オーナー制度」を創設した。会費は茶園の維持管理や人件費に役立てられるため、「静岡茶発祥の地」とされる足久保地域の持続的なお茶生産につながる。ティーワークスの吉本邦弘組合長は「足久保茶のファンになってもらうきっかけになれば」と語る。
対象の茶園は、安倍川の支流、足久保川流域の2カ所で、計30人のオーナー獲得を目指す。まず、山に囲まれた「山あいの茶畑」のオーナーを3月から募集する。会費は、個人が年間税込み1万8000円。オーナー特典として、茶畑で生産された煎茶などが年4回届くほか、茶畑に名札を設置するサービスもつく。茶摘みなど体験プログラムの割引も受けられる。
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