コロナ対策「墨田区モデル」の立役者が語る、入院待ち患者ゼロ持続の理由 - コロナ感染列島
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墨田区保健所所長のリーダーシップのもと、基幹病院と民間病院が役割分担を実現して、地域の医療リソースの最適活用によって、「医療崩壊」を避ける仕組みが実現しています。2月26日のNHKおはよう日本でも特集されていましたが、本当に素晴らしい。ぜひ全国で参考にしていただきたいですね。
<以下記事本文より>
もともと区では昨年7月から、区の医師会役員と区内の10病院で、病床確保に関して相談をしてきました。年末の事態を受け、治療が進んで回復した患者を、高度医療を専門としない一般病院に転院させて引き受けてもらうことにしました。
墨東病院はERがあるように、「患者を絶対に断らない」体制が求められています。そこで、回復したものの療養が必要な患者を一般病院に必ず引き受けてもらうこととし、その費用を区が補助する仕組みとして今年の1月7日に打ち出しました。
その結果、墨東病院などで重症患者を受け入れる余地が生まれ、入院待ち患者をゼロとすることができました。病院の枠を超え、区内で医療を完結させる。これが「墨田区モデル」です。