配偶者・パートナーが在宅勤務をしている人への調査、8割超が「関係が良くなった」(1/2 ページ)

» 2021年02月18日 12時59分 公開
[ITmedia]

 人材サービスを手掛けるアデコは、週3日以上在宅勤務をしている全国の20代〜50代の男女759人を対象に、住居を共にする配偶者・パートナーとの関係について調査を実施した。その結果、8割以上が配偶者・パートナーとの関係が「良くなった」と回答したことが分かった。

phot 配偶者・パートナーとの関係は?(以下リリースより)

 配偶者・パートナーとの関係が「良くなった」と回答した人にその理由を尋ねたところ、トップに挙げられたのは「コミュニケーションが増えたから」で29.1%を占めた。次いで、「家族で過ごせる時間が増えたから」が28.2%と続いた。

phot 配偶者・パートナーとの関係が「良くなった」理由

 調査対象者759人に、今後も相手に在宅勤務メインでの働き方を続けてほしいと思うかを質問したところ、約8割となる76.0%が「そう思う」(今後も続けてほしい)と回答した。

phot 今後も相手に在宅勤務メインでの働き方を続けてほしいと思うか

 一方で、相手との関係が「悪くなった」と回答した17.3%の人にその原因を質問したところ、最も多かった理由は「一人の時間が少なくなったから」で48.1%を占めた。

 また、調査対象者759人に対し課題点を質問したところ、半数以上の52.4%が「水道・光熱費の増加」を挙げた。ついで、「仕事用のスペースを確保するのが難しい」(38.1%)、「仕事と家庭の区別があいまいになった」(33.1%)だった。「通信費が増えた」(21.3%)を合わせると、全体の7割以上が在宅勤務に伴う支出を課題になっていることが見て取れる。

phot 配偶者・パートナーとの関係が「悪化した」理由

【訂正:2021年2月19日午後2時5分 初出のタイトルに事実と異なる記載があったため訂正いたしました】

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