ロックダウンでドリアン消費に陰り 中国依存高まる マレーシア
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2019年のタイとマレーシアにはドリアン景気が訪れました。つくればつくるほどアリババが買い上げて中国で売ってくれました。自分の畑をドリアン畑に変える農家が続出し、ドリアン長者が現われました。そしてマレーシア国内ではドリアン価格が高騰し、ドリアンは東南アジアの庶民には手の届きにくいぜいたく品になってしまいました。
2020年は、様相が変わりました。特にマレーシアでは外出制限が強く、マレーシアの国内需要が急減しました。まだしも幸いなのは、中国にはまだ売れる、ということです。それでも値崩れを起こしています。
今のマレーシアの農産物の売れ筋はゴムでしょう。ゴムの樹からとれるゴムは、医療用ゴム手袋などの製造に需要があり、価格が上がり続けています。
グローバルな情勢に合わせて右往左往しても、次の年には儲かるかわからない、というむずかしい産業になっています。毎年クリスマスの頃に仕事場の敷地内にあるドリアンを収穫して友人達に配るのですが、今年はドリアンの木に蜂の巣ができていて、それに気づかず収穫を始めたら怒り狂った(たぶん)蜂達に追っかけまわされ数えるほどしか収穫できませんでした。
一緒に収穫した友人と何ヶ所か刺され直ぐに病院に行き解毒剤?注射を打ってもらいましたが、今年は残念なドリアンシーズンでした。