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これはかなり気になります。69年ぶりの赤字というのもすごい話だと思っていましたが、生産拠点の4割減というのはかなりの数字です。

確かに生産拠点数は多く、タイヤ部門以外もかなりの拠点を抱えているわけで、事業売却によって存続する場合も多いとは思います。しかしながら、フランスでの工場閉鎖決定による反発を考えると、今後の再編がどうなっていくのか、繰り返しになりますがとても気になるところです。
ブリヂストンは昨年7月から中長期事業戦略の発表を続けていて、今日はそれに基づく中期経営計画の発表で下記が資料。
「拠点4割減」というヘッドラインで驚いたのだが、スライド10・14から、おそらく何らかの理由で小規模拠点が大量に残っているのではないのかというのが直感。スライド10にあるように、まずこれだけの拠点を減らす中で売上はほとんど変わらない。過去のピークから売上が減っているので、稼働率が悪化しているところは一定あると思う。そしてスライド14を見ると、固定費の改善はこれからで180億円(うち拠点再編などは2019年からの合計で120億円)、売上3兆円企業で拠点数4割削減で粗利率で0.6%。ここらへんから数こそ多いが大規模拠点ではないと思う。
スライド37なども面白く、ROICでの管理を行う。BSを適切に使えているかという点で、ブリヂストンのようなコングロはROICが良いと思っている。ただ直感的ではない中で導入にてこずったり失敗してきた企業が多い印象(粗利とかでも大変)。そのなかで「製造・販売現場に落とし込んだ管理」という言葉が出ていて、だからボトムの項目が粗利率(製造)、販管費率(販売)、CCC(これは項目によって製造・販売それぞれ)、固定資産回転率(製造)と業務に紐づけられるところをメインに据える設計にしているのではないかと推察。
https://www.bridgestone.co.jp/ir/library/strategy/pdf/JPN_mbp20210216.pdf
ブリヂストンのタイヤの性能は極めて高く、高付加価値製品として他社を圧倒しています。

汎用品では消耗戦になるので、「選択と集中」は正しい戦略だと思います。
これからのモビリティがEVやHVへシフトして行っても、タイヤの需要は変わらないと捉えていましたので、BRSには影響なしと思っていました。国内ではYOKOHAMA、DUNLOPといった品質では負けない競合がいる中、個人的にはBRSのタイヤはやや高速でコーナーに侵入する際にステアリングを切った方向にダイレクトにブレなくコーナリングワークが働くなというのと、ポテンザをはじめとするラインナップはモータースポーツファンの憧れのブランドのひとつ。個人的にはプライシング(価格)の競争を追うのではなく、どこにも負けない品質で民間用だけではなく業務用に特化した形で今一度世界戦略を再考して、今一度フォーミュラ1の公式タイヤスポンサーに返り咲いて欲しい。応援してます。
Katoさん、こちらもリンク&読み解きありがとうございます!リンク見て、納得しました。ビジネスモデルを変えようとしている。この文脈なく、話を聞いてしまうと、全然解釈が変わってしまいますね。記事ではその辺りが一切ふれられていない…
選択と集中。我が家では、ブリヂストン自転車を愛用しています。自転車は残るのでしょうか?
タイヤ世界首位。大型建機用ラジアルタイヤでは仏Michelinと世界シェアを2分する。シートパッドや防振ゴム、屋根材、スポーツ用品など事業多角化を進め、グローバル化も推進。
時価総額
4.80 兆円

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