• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【解説】いまさら聞けない「ゲームストップ騒動」のすべて

NewsPicks編集部
775
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • 米国カリフォルニア州弁護士(専門:移民法)

    明日の公聴会の証言者

    ロビンフッドCEO(株ブローカー)
    シタデルCEO(高頻度取引業者)
    メルビンCEO(GMEをショートしたヘッジファンド)
    レディットCEO(WSBのSNS)
    キースギル(WSB上でショートスクイーズを画策した個人投資家)

    この話はギル氏がメルビンの無茶なショートに対して、WSBでショートスクイーズを画策(株価操作の疑い)、成功しすぎて10ドル以下の株価が500ドル近くまで上がったために、ロビンフッドを含む株ブローカーが決済預託金不足を理由に買い注文を停止、結果、株価が暴落して個人投資家らが損をしたという問題。ヘッジファンドを助けるために、ロビンフッドが買い注文を停止したという疑惑の対して、急に決済機構から多額の預託金を要求されたため買い注文をとめるしかなかった、ヘッジファンドの圧力はなかったと釈明。事実、投資家からお金を集めて追加預託金を支払って取引を再開した。しかしすでに暴落。問題は決済機構の預託金の計算方法が開示されていない、さらに決済機構は業界で構成されているので、仲間を助けるためにやったのでは。公聴会に決済機構が呼ばれていないのが怪しい。

    さらに怪しいのが業者のシタデル。シタデルはロビンフッドから注文を受けて、証券取引所を通さず株売買を行っている。現在、株取引の半分ぐらいはシタデルのような業者が処理。シタデルは注文金額の差額で利益を出し、ロビンフッドにコミッションを支払っているが、それでロビンフッドは客に無料取引を提供。業者を通すほうが安く株を購入できると説明しているが、最も高いコミッションを支払っている業者に発注していないのか、利益相反の問題もある。またシタデルが怪しいもう一つの理由は、大損をしたメルビンに緊急で資本投資をしている点。あのまま株価が上がっていたら、メルビンは借りた株を買い戻せなくなり、株を貸していた所有者(ファンドなど)に被害のリスクはなかったのか。業界としてそれを防ぎたかったのか。

    もう一つの問題は、なぜヘッジファンドは140%のGME株をショートできたのか。存在しない株をショートするのは違法。しかし実際には借りた株を又貸ししてショートできる手法がある。それを取り締まらないと可能性のある会社まで潰され社員が路頭に迷う。ゲームストップにはChewy.comの創業者も投資して立て直しをしているところ。


  • NewsPicks 編集委員

    1月末にアメリカを中心に話題になったゲームストップ騒動。ゲーム販売企業をめぐって「SNSで集った個人投資家vsヘッジファンド」のバトルが勃発し、株価は1ヶ月で20倍以上に跳ね上がりました。

    結果的に、空売りを仕掛けていたヘッジファンドの敗北に終わり、巨額損失と共に「ウォール街のエリートの鼻をあかした」として報道されました。

    しかし、騒動の主人公はその後、個人投資家が利用していたロビンフッドに変わり、別問題に発展します。こうした経緯について、改めて整理しました。専門的な分野&情報が断片的ということもあり、背景までしっかり掴めていない方にぜひご一読いただきたいです。

    米国時間の2月18日、米下院で公聴会が開かれ、ロビンフッドCEOやシタデルの幹部らが証言する予定です。今後の金融規制にもつながる可能性のあるゲームストップ騒動をどう説明するのか。目が離せません。

    (追記)
    PFOFの説明部分で一部ミスリードになりかねない表現があり、修正させていただきました。(2月19日12:00)


  • proproアーキテクト | 元ファンドマネジャー

    「ゲームストップ株騒動の基礎知識」全6回シリーズ書きました。一連の騒動を正しく理解するための背景知識や論点を豪華にまとめてあるので是非よんで頂きたいです。同じファンドマネジャーでも、トレーディングからセトルメントまで噛んでた人だけがピンとくる、マニアックな話も満載。

    https://note.com/propro/n/n7c4eb7145b7e

    実はNSCCの保証金計算式はHPにどーんと出ているし、PFOF/HFTの仕組みも証取でのマーケットメイキングとは異なるし、専門外の人には理解のハードルが格段に高いこの分野。

    一方、実は市場関係者からするとこれってよくある仕手戦が巨大化しただけのことで、さして注目すべきことですらないso whatだというのもまた事実。でもテック業界やVC関係者の発言に耳を傾けていると、この騒動にはかなり本質的で大事な観点がいくつもあって、プロたちが、素人さんたちがなんか言ってるね、で済ませてはいけない話だと感じます。

    資本市場の最大の役割は、資本の適性配分によってよりよい社会を実現することです。そのためには「正しい値付け」が必要で、わたしたちは、全体としての価格発見力が最大限発揮されるよう、様々なルールを整備・維持していかなければなりません。ファンダメンタルズに基づく正しい株価がいかに社会にとって必要かということを忘れてしまうことの危険性は決して軽視できないのです。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか