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今回の判決は「黒染めの強要があったとはいえない」と認定しているので、頭髪に関する判断は行っていません。

未成年であっても、自らの外貌を決定する権利はあります。

その権利と教育的指導との間の線引きが問題となりますが、従来の判例のように「丸刈り」や「地毛の黒染め」は教育的指導の範囲を逸脱していると考えます。

地毛を染めたり、極端な長髪や奇抜な髪型を禁じるならわかりますが、本来持っている外貌を無理やり変えさせるのは「横暴」であって「指導」ではありません。
勘違いされそうな見出しですが、賠償が出されたのは「頭髪指導により不登校になり、久しぶりに学校に行ったら自分の座席と名簿の名前が無くなっていたこと」に対してのものです。髪を染めることに対する指導は否定されませんでしたし、その結果不登校にさせたことの学校の責任も問われませんでした。

ただ今回の判決で、口頭による指導はできるが懲戒はできないことが明らかになったように思います。つまり、頭髪を理由に授業を受けさせない、といったことはできないということです。現在多くの学校で髪染めした生徒を家に帰したり、別室で「指導」したりするケースが多いと思いますが、これらは全て生徒の教育を受ける権利の侵害に当たります。

この判決を契機に、これまで見過ごされてきた「指導」という名の人権侵害が学校から無くなることを期待します。
高校生が髪染めるのダメなら、教員はカツラとか白髪染めとか禁止されてるんですよね?としか思えない。
校則を作った時代と、現代とでは世の中が大きく変遷しています。

スポーツの世界にも様々な国とのハーフの子供達が活躍し、NBAはじめ世界に飛び出しています。その様な多様な民族や文化を容認しないと成り立たないときに、髪の色や肌の色、目の色を論じるのは時代錯誤も甚だしい。

司法の判断も少し踏み込んで頂きたい気持ちになりました。

髪の毛を染める子達が増えたら、逆に染めても目立たない、黒い髪に戻す子供もいる、そんな学校にはややこしい校則は不要になるでしょう。
就学環境や背景を知らないので内容や結果は判断できませんが、学校教育を聖域化せず司法の場に判断を委ねることは良い流れだと思います。