[モスクワ 15日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手・テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はツイッターで、ロシアのプーチン大統領を音声SNS(交流サイト)「クラブハウス」での会話に招待した。これについてロシアの大統領報道官は15日、「非常に興味深い」とコメントした。

マスク氏はツイッターで、ロシア大統領府の公式アカウントをタグ付けし「クラブハウスでの会話に参加しませんか」と投稿した。クラブハウスは、招待制の音声SNSアプリ。

さらにロシア語で「あなたとお話できれば非常に光栄です」と記した。

これについてロシアのペスコフ大統領報道官は、電話会見で「一般的に言えばもちろん、非常に興味深い提案だが、何を意味するかについてまずは理解する必要がある」と述べて、精査した上で反応すると続けた。

プーチン氏はかつてインターネットは米中央情報局(CIA)のプロジェクトだと述べたことがあり、現代技術に懐疑的な立場を取ってきた。

ペスコフ氏は「まずは理解する必要がある。プーチン大統領は個人的にソーシャルネットワークを直接利用していない」と語った。