英首相、パンデミック発生時の透明性確保巡る国際条約を提案
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欧米や日本、そして大多数の国々は、B. ジョンソン英国首相が今回提案した、感染症の世界的大流行 (パンデミック) 発生時の透明性確保に向けた国際条約制定に、全面的に賛意を示すだろうが、現時点で中国がこれに参加する可能性は極めて低い、と 敢えて私は断言する。
国際社会の公益よりも、自国の共産党一党独裁体制護持の方を優先させる、およそ近代国家には程遠い体質のこの国が、 その姿勢を全面的に改め、協力的な方向に転換をすることなど、所詮は無いものねだりでしかない。 百歩譲って、たとえ中国がこの条約に賛同し、将来コロナウイルスに類似の感染症が発生した際に国際調査団を受け入れたとしても、いざ党にとって都合の悪い情報の開示を迫られようものなら、毎度おなじみの「内政干渉には 断固反対する」の一点張りで押し切ろうとするに決まっている。
いつの日か、中国共産党の支配体制が完全に終焉を迎えるその時まで、この巨大国家を加えた真の意味での 感染症の世界的蔓延に備えた枠組みの実現は、まず望み薄というのが偽りない現実といったところだ。 私たちがコロナウイルス禍から得た教訓の一つ、それは 中国共産党は決して信用出来ない、という当たり前の真実である。
注目のコメント
世界的な感染流行を効果的に防ぐためには各国が情報を隠さずに提供し合うことが重要であることは間違い無いだろうけれど、「それは内政干渉だ」とか言い出して猛反対する国が出てきそうだなあ。