2021/2/16

【緊急直撃】私が、川淵氏を森会長につないだ理由

NewsPicks 編集長
2021年2月12日、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(組織委員会)の森喜朗会長(83)は、理事・評議員合同懇談会において、会長職を辞することを明らかにした。
その2日前(2月10日)に森氏と会談し、翌2月11日15時に森氏に川淵三郎氏(84)を引き合わせ、三者で会談をした人物がいる。
境田正樹氏。川淵氏と共にBリーグ創設に尽力したキーパーソンで、日本のスポーツ法政策にも幅広く携わる弁護士だ。
果たして三者で何が語られたのか。そこに不透明なプロセスはなかったか。NewsPicksが緊急インタビューをお届けする。

組織委員会の「会長」とは

──森さんに川淵さんを引き合わせたそうですね。
境田 現在、多くの識者から、その会談に対する様々なご意見を頂いています。
結論から言えば、川淵氏は適任だったと思っています。その経緯や背景を説明させてください。