【グランプリ受賞】今、あらためて『シン・ニホン』を読み直す
これを記念し、NewsPicks編集部が本の要約サイト「フライヤー」とコラボして話題の書籍の要約をお届けする連載「10分読書」特別版として、『シン・ニホン』の要約記事をお届けします。
この国は、もう一度立ち上がれる──ニホンの未来に希望を灯す安宅氏の言葉を、この機会にぜひ体感してください。
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AIとヒトは共存するもの。
ニホンの持つ資質は未来を創るのに適している。
仕事は、変化を生まないと意味がない。
完遂して、変化を起こして初めて仕事となる。
変化を起こすために動け!と背中を押してくれる。
温かい、熱いエールが込められた本。
読み返して、またチカラが湧き上がりました。
結局、「人」の問題なのだと思っています。
日本がデータ、AIで米中に比して遅れているのも、本書の中で定義されている
>新しい技術が実用性を持ち、実装された「第二フェーズ」、新しく生まれた機械や産業が繋がりあって、より複雑な生態系が生まれた「第三フェーズ」
で、何とか勝ち筋を見出さないといけない事も理解した上で、結局それを進める人をどう育てるのか、そういう才能がある人達が活躍出来る社会をどう創っていく、もしくは、restructuringしていくのか、という事だと思っています。
ずっとコメントしていますが、先ずは初等教育からの見直しが必要で、詰め込み式ではない、自分の頭で考えられる教育に切り替えていくことが重要だと思っています。
まさに
>AIは本物の課題解決に対してはほとんど無力
な訳ですが、「本物の課題」を定義出来る人間がいなければ意味がないのです。
「解決すべき課題を定義する力」
これは極めて重要で、とても難しいものだと思います。
私がコンサルに成り立ての頃、上司から
「答えるべき問いを正しく設定出来た時点で、プロジェクトの8割は達成出来たようなもの」
と言われた程です。
この能力は、決して詰め込み式の学びで得られる能力ではありません。
次に変えなくてはいけないのは、日本の多様性や失敗を受け入れない文化です。
これまでと異なる発想や意見を、「前例がない」「悪目立ちするな」みたいな理由で潰すような文化では、イノベーションなんて起きる訳がありません。
DX、イノベーションなど色々なバズワードがありますが、結局は人であり、文化の問題なのだと、複数のクライアントをご支援させて頂く中で痛感しています。
NewsPicksパブリッシングから刊行した『シン・ニホン』が「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」の「総合グランプリ」と「政治経済部門」をW受賞しました。部数も15万部を突破しました。投票したり、書店で読者に届けたり、人に薦めてくれたり、それぞれの形で関わってくださったみなさま、本当にありがとうございます。
『シン・ニホン』は読者からのリアクションが異常なまでに強い本です。きっと、ファクトやロジックなどの「情報」だけではなく、安宅さんの
「このままでは日本が沈む」
「しかしポテンシャルはある、絶対に諦めてはいけない」
という熱意や意志、そして愛情が多くの読者に届いたということなのでしょう。要約原稿でもその主張の本質は掴めますが、ぜひ書籍を手にとって行間に込められた熱意に触れてみていただきたいです。
NewsPicksパブリッシングから発行された『シン・ニホン』が、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にて総合グランプリを受賞しました!(もし投票してくださった方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます!!)
これを記念し、毎週土曜日に連載している本の要約サイト・フライヤーとの企画「10分読書」特別版として、同著の要約記事をお届けします。
より具体的な提言など、要約記事には入りきらないテーマも多く、ぜひ書籍でも読んでいただきたいですが、フライヤー版でも多くの気づきを与えてくれるはずです。日本の未来を創っていくのは自分自身なのだと思わせられます…!
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