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週明けは爆弾低気圧で大荒れ 低気圧通過後は猛吹雪のおそれ

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  • 国内航空会社 気象予報士

    先ほど気象庁からも全般気象情報(全国的に荒天に注意が必要であるという情報)が出ました。猛烈に発達する低気圧のことを爆弾低気圧といいますが、爆弾低気圧の中でもさらにトップクラスの発達をみせることになりそうです。15日未明には四国沖で1000hPa程度と見込まれる低気圧が、関東地方や東北地方太平洋側を猛烈に発達しながら北上して、16日未明までに北海道東部に達し、950hPa前後にまで発達すると予想され、24時間で50hPa以上気圧が下がるような低気圧となると見込まれています。
    台風でも24時間で50hPa前後発達することはありますが、年に何回も見られるようなものではなく、ましてや温帯低気圧でも低緯度でこれだけの発達を見せる例は何年に一度、というようなものです。

    連想されるのは、2014年12月にやはり北海道で950hPa以下まで猛烈に発達した低気圧が通過した際、根室で高潮被害が発生したような状況です。今回も根室の満潮の時間と低気圧の接近時刻が近く、似たような被害が懸念されますし、もちろん低気圧が猛烈に発達することによる大雨と暴風、また低気圧の通過した後にやってくる寒気により全国的に冷え込み、日本海側では大雪となるところが出てきそうな点に注意が必要です。

    関東地方では低気圧の中心が上陸して通過するとみられており、明日午後を中心に一時的に暴風雨のような状況がありそうです。低気圧通過後は晴れそうですが、吹き返しの風も強いでしょう。
    また福島県沖で強い地震があり、東北地方では地盤にダメージがあるところに100mm近いまとまった雨が降るため、地震により被害が出た場所ではさらなる土砂災害が懸念されます。斜面や崖からは十分に距離を置き、土石流の流れてこない安全な方向に身を置いてください。
    また東北や北海道で積雪のある地方では、一時的に暖かい雨となった後に、吹き返しの風で寒気がやってきます。雪が水を含んで重くなりますので、除雪作業などされる場合には十分な注意が必要です。雪下ろしが追い付かないと判断した場合には、頑丈な建物に避難するのもアイデアです。

    低気圧がオホーツク海へ抜けた後は、特に17日以降西日本まですっぽりと寒気に覆われるようになります。日本海側や、一部太平洋側でも積雪するような状況がありそうです。どうぞ最新の気象情報にご注意ください。


注目のコメント

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    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    これだけ急激な気圧低下はなかなかありません。昨日までポカポカ陽気だっただけに、ちょっと信じがたい荒天になりそうです。地震で地盤がゆるんでいる場所は、土砂災害が起こりやすくなるので、特に注意が必要です。しかし大地震直後のこのタイミングに、よりによって…。自然は容赦ないですね。


  • coop

    兵庫西部はもうすでに雨降っています。日曜は春の匂いがするくらい空気が暖かかったので冷たい空気が流れてくると本当に心配です。
    ただでさえ地震で大変な東日本にこれ以上災害をもたらさないでください。


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