2021/2/19

【必見】コロナで心が疲れているあなたに、伝えたいこと

マウントサイナイ医科大学 精神科 助教授
コロナの長期化は、人々のメンタルヘルスに悪影響をもたらしている。
徳島大学の研究グループによる調査では、昨春の緊急事態宣言下では対象者の18%が治療な必要な「うつ状態」に陥っていたことがわかった。
また国立成育医療研究センターの調査によると、昨年11月時点で、小学生の15%、中学生の24%、高校生の30%にうつの症状が見られたという。
ウイルスという見えない敵の脅威、生活や仕事の変化、出歩けない不自由な日常。たしかに、私たちが普段以上のストレスを感じる状況は揃っている。
そうした状況下で、いかにして健康な心を保っていけばいいのか。疲れを感じたとしたら、何をすべきなのか。ニューヨークでメンタルクリニックを開業する、プロピッカーの松木隆志氏が解説する。
松木隆志(まつき・たかし)/マウントサイナイ医科大学 精神科 助教授
東京医科歯科大学医学部医学科卒業。日本での数年間の診療経験を経た後渡米、ニューヨーク市内のマウントサイナイ医科大学ベスイスラエル病院精神科にて精神科専門医研修を修了、米国精神科専門医資格を取得。現在はマウントサイナイ医科大学精神科助教授を務める傍ら、ニューヨーク、ニュージャージーにて個人開業し、一般外来診療を行っている。

動物は、慢性的なストレスに弱い