2021/2/15

【最新版】混乱しないための「ワクチン」7つの疑問

NewsPicks 副編集長 / 科学ジャーナリスト
新型コロナウイルスワクチンの接種が、いよいよ国内でも始まろうとしている。
米製薬大手ファイザーが独バイオベンチャー、ビオンテックと共同開発したワクチンが、12日に製造拠点のベルギーから成田空港に到着。
同日夜、厚生労働省の審議会がこのワクチンについて製造販売の特例承認を了承し、14日に同省が正式に承認したと発表した。
17日にも医療従事者約1〜2万人への先行接種が始まる予定だ。
国内で供給されるのはどんなワクチンなのか。効果や安全性はどこまで確認されているのか。誰がいつ、どこで受けられるのか。
そして、接種後は「コロナ以前」の生活に戻れるのか──。
現時点の情報を元に、知っておきたい7つの問いの答えをまとめた。
日本に到着したファイザー&ビオンテックのワクチンは「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」と呼ばれ、今回のパンデミックで初めて実用化された新規のワクチンだ。