東証反落、日経平均終値42円安 相場過熱を懸念、売り注文が優勢
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日経平均株価は42円安で5日ぶりの反落となっています。
米国株はNYダウこそ7ドル安と反落しましたが、S&P500やNASDAQは最高値更新、今朝の東京市場も72円高と続伸して始まりました(SQ通過後にSQ値を下回ってしまう幻のSQ値=29718.77円)。
決算発表ピーク日のやり難さに加え、既に4日続伸で1200円強上げた後のスピード警戒感もあって、朝高も15分ほどで反落に転じました。
但し、企業決算の上方修正も多く、29500円前後で底堅くもみあいました。
任天堂、トヨタや半導体関連などの値上がりが目立ちました。
TOPIXは5日続伸です。
週を通せば740円高と続伸、週初から29000円台に乗せ、SBGやトヨタの兆円単位の好決算に沸きました。
来週は国内でGDPや貿易統計、機械受注、米国は週初がプレジデンツデーで休場、小売売上高、中古住宅販売など出てきます。
決算発表も一巡、ワクチンの接種開始から経済正常化を伺いつつ、3万円挑戦のタイミングを探ると観ています。ここ3ヶ月の計14週のうち11週が週次ベースで上昇しています。
およそ30%弱の上昇なので、過熱感は致し方ないものです。
しかしながら、週末にかかわらず42円安という若干程度に抑えられていますし、上場トレンドは変わらずかなと感じております。