[11日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は11日、新型コロナウイルスワクチンの接種完了者は感染者と接触したとしても無症状である限り14日間の標準的な隔離措置を取らなくてもよいという見解を示した。

「不要な隔離期間を避けることによる個人および社会的なメリットは、可能性はあるが未知数な(ワクチン接種者への)感染リスクを上回るかもしれない」と指摘。隔離しない場合は3カ月以内にワクチン接種を完了していることが求められるが、接種完了後14日間は免疫獲得期間であるため控えるべきとした。

また、接種完了者が隔離措置を取らない場合でも、感染者との接触後14日間は症状の経過を見る必要があるとした。