[10日 ロイター] - 米製薬会社メルクは10日、すでに認可された新型コロナウイルスワクチンの製造を支援する方向で政府や製薬会社と協議に入っていると明らかにした。

同社の広報担当者は「認可されたワクチンの製造を支援する可能性を含め、パンデミック対応でできる分野を特定するために政府や衛生当局、業界他社と協議を行っている」と述べた。協議相手は明らかにしなかった。

メルクは1月、2種類の新型コロナワクチン候補が他社製に比べて免疫反応の誘導性で劣るなどとして開発を中止した。