[ワシントン 10日 ロイター] - トヨタ自動車は10日、米国で電気自動車(EV)2車種を発表し、2022年に発売する計画を明らかにした。バイデン政権が排ガス削減に向けた取り組みを強化する中、電動化を推し進める姿勢を打ち出した。

トヨタは、同社が米国で販売する車両は2025年までに4割がEVかハイブリッド車(HV)になり、2030年までにこの比率は7割に達するとの見通しも示した。

来年発売するEVのうち1車種はスポーツ多目的車(SUV)になる。プラグインハイブリッド車(PHV)1車種も新たに発表する方針という。

トヨタは2020年に米国で33万7000台のHVを販売。米販売台数の16%を占めた。HV版を増やすに伴い今年は20%を超える見通し。