ソフバンクG、米遺伝子解析のパシフィック・バイオに9億ドル出資へ
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米パシフィック・バイオサイエンシズは、2004年、遺伝子配列の解析技術と機器を提供するバイオテクノロジー企業として創業しました。1回の分子反応で生体分子のリアルタイム分析が可能なSMRT(single-molecule real-time sequencing=単一分子同時解析)技術を使った製品も知られています。
新コロナワクチンではmRNAワクチン技術が知られるようになりましたが、同ワクチンの研究にはウイルスの遺伝子配列の解析が必要です。以前より、遺伝性の疾病の研究など、幅広い場面で遺伝子解析は使われていましたが、今後も需要は増えそうです。同社は、コロナ渦の2020年後半より株価が急騰していましたが、そのなかでのソフトバンクによる増資との報道です。
注目のコメント
決断の速さと投資額の大きさにいつも感心させられますが、投資会社ですから、こうしないと巨額の利益は得られませんもんね…
ゲノム解析は膨大なコンピューターエネルギーを必要とします。そして、解析結果は医療に大きく役に立ち、今後発展が見込まれます。
ソフトバンクが将来性に注目するのは納得です。
パシフィック・バイオサイエンシズについて(ロイター)
https://jp.reuters.com/companies/PACB.OQ
科学者が遺伝的に複雑な問題を解決するのに役立つシーケンシングシステムを設計、開発、製造する会社です。
ゲノム解析とは、生物のゲノムのもつ遺伝情報を総合的に解析することで、時に10億以上にもつながった塩基の配列をいろいろな観点から解析する必要がありますのでコンピュータの使用が不可欠です。コンピュータによってゲノムデータをはじめとする生物情報を解析する分野をバイオインフォマティクスと呼びます。
ゲノム解析とは?
https://www.nite.go.jp/nbrc/genome/description/analysis2.html
遺伝子解析の技術が飛躍的に向上 一般人が手軽に解析できる時代に
https://myhealth.euglena.jp/about_gene/
磨かれた技術「SNP解析」を社会に生かす
https://mycode.jp/whatisdna/future.html