調布駅前のシンボル「株立ちのケヤキ」  移植で「枯死」反対論

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
移植準備作業が続く京王線調布駅前の「株立ちのケヤキ」(左)。右側の穴の部分に移植される予定だ=東京都調布市で
移植準備作業が続く京王線調布駅前の「株立ちのケヤキ」(左)。右側の穴の部分に移植される予定だ=東京都調布市で

 東京都調布市の京王線調布駅前広場のシンボル「株立(かぶだ)ちのケヤキ」(大ケヤキ)の根元に根株腐朽菌ベッコウタケが発生し、市が委託した樹木医の診断で倒れる可能性が指摘されている。市は南口ロータリー整備計画の一環で、早ければ10日にも約16メートル北側に移植する構えだが、市民団体は「動かせば枯れてしまう」と反対している。

 大ケヤキは高さ11メートル、7本ある幹回りは4・41メートルで1977年に調布明樹会が記念植樹した。市がライトアップするなど市民に愛されてきた。 

この記事は有料記事です。

残り460文字(全文695文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月