「3日で1000万人PCR」先端技術と人海戦術の中国コロナ対策
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社区についてはコロナが発生するまで、存在&機能を知りませんでした。コロナウイルス発生時に武漢で社区がどのような機能を果たし、どんな活動をしていたのか、「在一起」という中国テレビドラマの最終回「EP20武汉人」が参考になりました。Youtubeでも見れるので、もしご興味あれば是非見てみてください!
【在一起 | With You】EP20武汉人——刘敏涛、贾乃亮、倪大红、奚美娟、张萌主演
https://youtu.be/AEKznqLLOLI
注目のコメント
筆者の西村です。
新型コロナウイルスとの戦いにおいて中国では、国内における感染拡大を徹底的に抑え込み、外国からの渡航者を厳しく管理する、という戦術がとられています。
我が国を含む多くの国において、自国内での感染抑え込みに成功しているとは言えない状況ですが、中国が用いたのはハイテクとローテクを組み合わせた独自の手法でした。
法律や制度も全く異なる日本では「中国式」をそのまま実行するのは不可能ですが、きっと学べる点はあるかと思います。中国の「リアル」をまとめられた記事です。
中国のコロナ対策は主に下記と考えます。
①人の移動を制限し、国内のコロナ拡大を徹底的に封じ込む
②AI検温やIoTデバイス、スマホの「健康コード」などのITツールをいち早く活用し、行動履歴まで把握する
③感染者が出る度に、同地域にいる数千人〜数十万人を対象に数日でPCR検査が行われ、陽性者は全員隔離される
④水際対策として、国籍問わず入国者全員が14日間の集中隔離を強いられている
中国のコロナ対策は、「全体最適」を徹底的に追求し、社会全体の利益のために個人の私権やプライベートなどは大半無視できる方針です。
徹底した感染対策で、今年1月の再流行は現在ほぼ収束している状態になりました。
西村先生が言及されたように、他国では「中国式」を実行するのは不可能ですが、参考になる点はあるかと考えます。