NY株7日ぶり反落9ドル安 ナスダックは最高値
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米国株式相場はまちまち。ダウ平均は9.93ドル安の31375.83ドル、ナスダックは20.06ポイント高の14007.70で史上最高値を更新して終了しました。
米国株式市場はバイデン大統領の1.9兆ドル規模の追加経済対策とワクチン接種への期待から買いを続け、ダウ平均は再び最高値を更新しています。史上高値付近では上昇をけん引してきた景気敏感株を中心とした利益確定売りが先行しました。
企業決算は好調な内容が多く、10-12月期決算はS&P500企業ベースで2.4%の増益が見込まれています。
特徴的なのは米国小型株のインデックスであるラッセル2000が今年に入って、既に16%も上昇していることです。今のモーメンタムはたとえ調整的な局面があっても押し目買いの勢いはかなり大きいということです。
但し、株式市場における経済回復の期待値がかなり上昇していますから、その期待値に応えられるのか?そしてその次には何が起こるのか?そして、バイデン政権の中期的な政策としてどれだけの余地があるかが今後の中期的な焦点となりそうです。