大学でもインターンでもない第3の進路「アプレンティスシップ」 グーグルも注目する英ブレア元首相・長男が創設した教育スタートアップの取り組み
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スキルを身につけるという観点では働くということは大切ですが、自身が目指したいキャリアを探すという観点からでも大切になってくると思います。
3年生から6ヶ月のインターン×2業種ができれば、自身の適正とかも見えてくるのではと思うので、就活の一環として取り入れるのもありなのではないかとおもいます。
注目のコメント
アプレンティスシップは高校卒業した人が、企業で18ヶ月ほどフルタイムで働きながら学び、200万円+のお給料をもらうというものとのこと。ホームページを見たら、Facebookで18ヶ月のアプレンティスシップやモルガンスタンレー、イギリスの国民保険サービス機関でのものなどが掲載されてました。
うまくアプレンティスシップが機能するためには、若者の教育にコミットする人を社内で用意できるか、というのと、18ヶ月後に身についたスキルを第三者が客観的に評価できるかどうかだと思いました。
地頭がいい若者を受け入れるとはいえ、しっかりと社員が付き添って手取り足取り教えていくのは時間的にもかなりのコストです。社内でそういう教育を担当できるメンバー余剰がそもそも持てるのか。
同時に、この18ヶ月のプログラムを修了したところで、本当にそこでの学びが実用スキルとなっているのかどうかは、自己申告ベースだと、提供する側もアプレンティスシップに参加する学生も、自らの体験価値を否定することはしたくないので、甘口のコメントになってしまうかと。
教育価値をしっかりと保証・評価できないと、ただパートタイムで支払われるはずの最低賃金を下回る形で、若者が搾取されるだけのプログラムになってしまうリスクがあるので、ぜひ良い仕組みに成長していかれることを願っております。
日本では労働法も厳しいですし、学生のギャップイヤーもないので、同じよなのを作るなら一捻り、ふた捻り、3捻りくらい必要そうだと感じました。アプレンティスシップも、選択肢の一つだと思います。地方在住でインターンシップに参加するのが難しい環境の場合には良いのではないでしょうか。
自身の置かれている環境の中で、どういった選択肢があるのか?を把握する能力と、自分の価値観によって決断する能力は早期から育てても良いと思っています。
振り返ると、中学受験はその点において良い経験になりました。日本でアプレンティスシップのプラットフォームを提供する「Multiverse」の様な仕組みを実現する場合に、重要となるのが企業が専門性に対して適切な給与を支払う意志があるかということ。
企業が「Multiverse」を活用する上で、採用と直結することができるか。給与を支払ってでも教えるというコストに対して、採用というプロフィットでバランスしないと成り立たない。専門性に対して高い価値を感じそれに見合った給与を支払う意志が無いとこのモデルは日本で成り立たない。
また、「Multiverse」に限らずに「Coursera」「Course Hero」などのオンラインで職業実習訓練を担えるサービスが日本に入ってきた時に、「大学は職業訓練校ではない」と言っていた大学関係者はどうするのだろうか?
今はあぐらをかいていられるかもしれないが、こういったサービスが入ってくることで真の研究機関としての価値を問われ多くの大学が淘汰されてしまうことになる。