[北京 9日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は9日、中東欧から今後5年間で1700億ドル以上のモノを輸入する計画だと明らかにした。国営メディアが伝えた。

中東欧17カ国との首脳会議で、域内産農産物の輸入を倍増させると述べた。

習主席は、中国の中東欧諸国との貿易は過去9年間で約85%増加したと指摘。「中東欧諸国からの農産品輸入を倍増させ、向こう5年間で双方の農産品貿易を50%押し上げるために、農業協力を一段と深化させる必要がある」と述べた。

今回の首脳会議に参加した中東欧17カ国のうち、12カ国が欧州連合(EU)加盟国。EUは2019年に中国を「システミックな競争相手国」に認定している。

*内容を追加しました。