千代田化工、カタールのLNG輸出基地で設計・調達・建設を受注
Reuters
2021/02/09
[東京 9日 ロイター] - 千代田化工建設は9日、仏テクニップ・エナジーと共同で、カタール国営石油会社のカタールペトロリアムが同国のラスラファン工業団地内で計画する液化天然ガス(LNG)輸出基地に関する設計・調達・建設・試運転業務を受注したと発表した。
同国のLNG生産量を年産1.1億トンに高めるための第1フェーズに向けた契約という。現在の生産量は年産7700万トン。
カタールペトロリアムのサード・カービCEOによると、このフェーズの生産は2025年第4・四半期までに始まり、2026年終盤―27年初めにフル稼働となる。総費用287億ドルの計画になるという。
(c) Thomson Reuters 2024 All rights reserved.
各種プラント等のコンサルティングから計画、設計、施工、調達、試運転、メンテナンスまでを一貫して行うエンジニアリング事業が主力。受注生産方式。LNG(液化天然ガス)製造プラントで世界トップシェア。2008年から三菱商事と資本業務提携。
時価総額
1,031 億円
業績
関連記事一覧
東電、企業の自家発電から電力調達へ LNG在庫不足で
216Picks
LNGに頼り過ぎることの脆さと、今後の対策について
172Picks
LNG 長期契約の油断
10Picks
水素を常温常圧で輸送 千代田化工など4社
6Picks
千代田化工、パプアニューギニア国の国営石油会社より浮体式LNG貯蔵再ガス化発電設備の基本設計業務を受注
4Picks
【フィリピン】Fジェン、LNG基地建設で豪系企業と契約[資源]
2Picks
Ⅲ. LNG
1Pick
タイ石油公社、LNGを日本へ初輸出
1Pick
ボイラー燃料、LNGに切り替え
1Pick
千代田化工や三菱商事、水素の常温輸送を実用化へ
1Pick