[東京 9日 ロイター] - 千代田化工建設は9日、仏テクニップ・エナジーと共同で、カタール国営石油会社のカタールペトロリアムが同国のラスラファン工業団地内で計画する液化天然ガス(LNG)輸出基地に関する設計・調達・建設・試運転業務を受注したと発表した。

同国のLNG生産量を年産1.1億トンに高めるための第1フェーズに向けた契約という。現在の生産量は年産7700万トン。

カタールペトロリアムのサード・カービCEOによると、このフェーズの生産は2025年第4・四半期までに始まり、2026年終盤―27年初めにフル稼働となる。総費用287億ドルの計画になるという。